入れ歯でお悩みの方へ

入れ歯のタイプ

クラスプタイプ(取り外し式)入れ歯には、部分床義歯と全部床義歯があります。部分入れ歯の構造は、歯のなくなった粘膜部分をおおうピンク色の床とその上に人工歯、そして、残っている歯をつかむ金属のクラスプが基本的なパーツです。
コーヌス クローネタイプ式(取り外し式) 入れ歯を支える歯の上から歯ぐきのあたりまで、金属冠をすっぽりとかぶせ、その上に茶筒のふたのように外側の冠を連結した入れ歯をピタッとはめこみます。クサビを打ち込んだような形になり、入れ歯が抜群に安定します。
マグネット(磁石)タイプ(取り外し式) 1990年代から新素材として磁石が入れ歯に応用できるようになりました。残っている歯に、米粒ていどの金属板を埋め込み、入れ歯に強力な磁石を取り付けます。使っている方の評判が非常に良いです。
インプラント(埋め込み式) 顎の骨に埋め込む人工歯根。インプラントを入れて固定式のかぶせ物(クラウンやブリッジ)をすることで、残っている歯の負担が少なくなるばかりではなく、まわりの歯周組織が強固になり、より長く残すことができるようになります。もちろん、全部の歯がなくなった場合でもできます。

コーヌス治療前・治療後

パターン1(上下顎両側遊離端欠損)
パターン1-1

治療前

矢印 パターン1-2

治療後

上顎 パターン1-3

治療前

矢印 パターン1-4

治療後

下顎 パターン1-5

治療前

矢印 パターン1-6

治療後

パターン1-イラスト図

【残存歯】上顎:3本
     下顎:6本
コーヌスの土台の歯

●治療前

歯ぐきの腫れ、痛みを主訴に当院に来院されました。また、使用中の入れ歯に関しても、より長持ちのする治療法を希望され、上下にコーヌスデンチャーを作製することになりました。治療にあたっては、左上の2番目の前歯、6番目の奥歯は状態が悪く、残念ながら抜歯になりました。


●治療後

上下ともに、残存している歯は全て土台として利用しました。以前の入れ歯では少しつぶれていた咬み合せも修正し、高さを上げています。黄ばんでいた前歯が白くなったことと相まって、若く見えるようになってうれしいと喜んでいただきました。入れ歯がぴしっと隙間なくおさまっていることも満足していただいています。

パターン2(下顎両側遊離端欠損)
パターン2-1

治療前

矢印 パターン2-2

治療後

パターン2-3

治療前

矢印 パターン2-4

治療後

パターン2-イラスト図

【残存歯】上顎:2本
     下顎:6本
コーヌスの土台の歯

●治療前

他院にて作製した入れ歯が痛くて使えないという主訴で来院されました。入れ歯は上下ともに一般的なバネがかかる設計でした。
相談の結果、上顎は磁石のついた総義歯タイプを作製しました。下顎は当初、以前と同様のバネ式設計で新製していましたが、数年後にバネのかかる歯が揺すられて痛みがでてきたこともあり、コーヌスタイプの義歯を作製することになりました。


●治療後

上顎総義歯は、形態および歯並びを以前のものと大きく変えています。人工歯の大きさや、口元から自然な歯が見えるように相談を重ねました。
コーヌスデンチャーも歯ぐきとすごくピッタリ合っていて、かみ合わせも問題ないとおっしゃっていただきました。歯並びも気に入っていただき、一安心です。
この症例の場合、下顎に残存している歯は前歯部のみの状態でした。本来は奥歯にかかる大きな力を、歯ぐきと残存歯で受け止めるためには、前歯全てを土台として利用する必要がありました。そのため、残存歯の削る量は増えてしまいました。この点がコーヌスデンチャー最大の欠点です。 失った歯を補う治療法にはそれぞれ利点・欠点があるため、治療法の選択にあたっては相談する時間を十分にお取りしています。皆さんのご要望をお知らせください。

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