歯科学生の頃の思い出

 いよいよ師走である。そして、待ちに待ったスキーシーズンとなる。先日、母校の北海道大学歯学部競技スキー部から、恒例の部誌が送られてきた。私が大学在学2年生の時(たぶん1980年)に創刊し、以来毎年創られているため、今回のが第26号となっている。ずいぶん長い年月を経たものである。
 私が北海道大学を選択した最大の理由は、北海道でアルペンスキーをやりたかったためである。一年浪人した後、関西の某医科大学も合格したのだが、迷わず、北海道大学への進学を選んだのだった。
 当時の歯学部の競技スキー部は、弱小クラブであった。歯科学生が一堂に会して戦う歯科学生体育大会のスキー部門で、20数大学中ほとんど最下位あたりであった。1年生の時は、右も左もわからず、さんさんたる成績だったが、2年生になって、大学の大先輩でありエベレスト登頂で有名な冒険家三浦雄一郎先生の本拠地、手稲ハイランドスキー場で北海道大学全体の体育会・競技スキー部と合同練習をさせていただき、めきめきとレベルアップし、その年は、個人戦ジャイアントスラローム(大回転)で5位、スラローム(回転)で2位になることができた。
 その後は、5年生まで歯科学生大会に出場し、個人的には2位が最高で数回、入賞が数回という成績であった。団体は、クラブの組織を充実させ、どうにか4位にまでなることができた。結局、現役時代は、優勝できなかったが、その後、北海道大学は、3度にわたって、数回の連覇を成し遂げる黄金時代を築いたのだった。しかし、残念なことに、私は一度もその優勝にOBとしても立ち会っていない。札幌で勤務していた時、北海道ルスツスキー場で開催された大会では、OB戦個人でジャイアントスラロームで優勝したが、その年は、北海道大学が団体初優勝できる充実した布陣であって、私も直近のOB兼コーチとして勇躍、意気込んで会場に乗り込んだが、結果は、最後のレースで、当時のエースの痛恨のミスにより僅差で2位に甘んじた苦い思い出がある。涙々であった …。とは言え、今となっては、若き日の楽しい思い出である。
 ここ数年は、もっぱら、娘たちに競技スキーをやらせ、そのサポートに専念している。最近は、35歳以上の年齢から70歳過ぎの高齢者まで5歳刻みでカテゴリーをつくり、その中で順位を競うマスターズ競技が日本全国で花盛りとなっている。いずれ、それに復活する日を夢見ているのであるが、まずは、フィットネスクラブにでも通って基礎体力をつけなければいけないと思いつつ、アクションを起こせないでいる今日この頃である。

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