喜びの共有
まだまだインプラントは皆さんにとって、一般的な治療とは違って分からない事ばかりだと思います。インプラントは、何年も歯周病や合わない入れ歯などで不都合が続いていた方が、新しい生活を迎える事の出来る治療の一つだと私は思っています。実際、自分もインプラントを行って実感しています。患者さんの最終的なかぶせ物が入った時の笑顔は、自分が仲間に入れた最高の瞬間です。つい先日も、港町歯科クリニックに通って3年目になる患者さんが、歯周病で何とかもたせていた前歯を抜歯して、インプラントにすると決断し、1年越しでやっとかぶせ物が入りました。本当に長い道のりでした。グラグラしていたとはいえ、抜く事を決断したのも大変だったと思います。しかし、リンゴを丸かじりしたいという夢に向かってインプラントにしました。1年越しでかぶせ物が入った時は、自分の事以上にうれしかったです。「これから妻とインプラント完成パーティーをするんだ。ステーキを食べる。」と聞いた時は、奥様の力もあってここまでこれたのだと思いました。後日、おいしそうにステーキを食べている写真が奥様から送られてきた時は、新しい生活のスタートにたずさわる事が出来て本当にうれしく思いました。これからも、末長いお付き合いになると思いますがよろしくお願いします。(T)