野口さんの講演会

 2010年の師走となりましたが、皆様、今年はいかがでしたでしょうか?
何かやったこと、できたこと、楽しかったこと、何もなかったこと、すべてが生きているんだから素晴らしいことです。
先日、秋田県民会館大ホールで開催された「生きる」という講演会に行ってきました。講師は、野口健さん。皆様は、野口さんのことをご存じですか?最近は、顔を見ると「ほら、あの…ゴミ集めている人」といわれるそうです。肩書きである本職は、アルピニストです。で、アルピニストってなんでしょう?
野口さんは1999年にエベレストの登頂により、25歳で7大陸世界最高峰世界最年少登頂記録を樹立した「高度な技術と精神力を持った登山家」です。彼のすごいところは、父に教育され、登山のために必要な莫大な資金を自力で調達していること。ヒマラヤに登るには1チームで数千万の費用がかかるとか!その彼の活動は、いくつかのテーマで繋がっていきます。登山家→ゴミ拾い(清掃活動)→環境活動→遺骨収集という具合に。一見するとその点と点の繋がりがわかりません。しかし、彼の中では、それらは明確な線となり、面となり、空間となっているようです。
 また、人間は活動をすると、必ずゴミが出るわけで、それは登山も例外ではなく、多くの人々が集まってきますからゴミも発生します。しかし、山に登るためにゴミはそこらに捨てられ、ゴミだらけになっていくようです。それを見て衝撃を受けた野口さんは、日本のみならず世界にその事実を訴え、エベレストのゴミ収集活動を始め、その後、富士山の清掃活動も行っています。それが環境活動に繋がっていったのでした。それでは、なぜ戦没者遺骨収集なのでしょうか?
誰もいない広大な雪山の中を一人ぽつんと登って行く、または、豪風雪の中、一人用テントの中で横たわり夜を過ごす、すごい孤独感を感じます。怖いですね。まさに生死の境で闘いをしているわけです。さらにシェルパや同志の登山家が次々に命を落としている現場を目の当たりにしているのです。
しかし、8千メートルの山からご遺体を降ろすことは至難の仕事で、そのまま冷凍放置されていることが多いようです。野口さんが山で遭難し、死を覚悟したとき、自分の遺体を故郷に帰してくれないだろうか?と祈り、その思いは、戦争の時に孤独と無念で亡くなった人々のご遺骨を祖国日本に帰してあげようということに繋がったのでした。そうして登山家は、フィリピンの山奥深くへと、冒険家のように行くことになったのでした。
生きるというテーマで行われたこの秋田県立大学公開講演会は、意義あるものでした。
自由には、決断と責任が求められる。成功と失敗の違いはどこにあるのか?それは人それぞれに違いがあるから、他人の基準に合わせると誤る。そこは哲学である。
まさに極限の頂きに到達した経験を持つ野口さんの、単なる情報や言葉ではないリアリティのある現実と現場を直視した講演でした。

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