時は矢のように過ぎ去ってしまうから!

秋田県は、本州の北、日本海側に面している。県内陸の郷里の町は、平成の大合併で横手市となりました。
父亡き後、家族は皆実家を離れてしまい、今では、思い出の地として存在するだけとなってしまいました。

◆ 思い出の写真
小学生低学年の頃の出来事でした。男子は私一人で、女の娘数人と遊んでいる無邪気で優雅な(?)白黒写真が出てきました。(その構図は、歯科医院では今も同じかも知れません。)
当時、お気に入りの一人の女の娘のことを、クラスの授業時間で花壇の手入れの時に、少なからず意識していたことを覚えています。きれいなお嬢さんでした。その人は、中学入学とともに町から離れ、別の学校に行ってしまいました。田舎の町にあっては、それはそれは驚きでした。
それから長い間会ったことはありません。田舎では、成人式も厄年の33歳、42歳も、中学の同期生の集まりになっています。だから、特段会うための理由がなく、互いに県内にいることがわかっていても、ちらっとさえ見ることもなかったのでした。かといって、たまに顔を合わせる同期生だからといっても、区切りの齢(よわい)での集まり以外、お互い連絡を取ることもなく、会って話すこともありません。(この次の集まりは還暦でしょう。)
それでも、その人とは、いつかどこかでちょこっと出会うことができるんじゃないかと、漠然とした思いを持ち続けていました。

◆ 再会
その人と40年ぶりの再会を果たしました。なぜなら、私の母とその娘の母とが今でも交流があり、その縁でした。
私は、その人の実家を訪ね、写真の前で、そっと手を合わせました。
遺影は私の知らない時を刻み、母親となった彼女がいました。どうして一度だけでも生前に会えなかったのだろうか?
きっと会っていても、たいした話もしなかったろうけど…。

◆ できるだけ後悔をしない
良い言葉を思ったなら、声をかけよう。どうしても会っておきたいと思ったら、会えるようになんとかしよう。
でも、そんなことを思い立ってやってみると、相手に、あっけなく、「どういう風のふきまわし?」とか、「どうした、なにかあった?」とか言われるのがオチであることは、皆さん経験済みでしょう。
それでいいんじゃないかと思うのです。3.11のような大震災のような事態だってあるのですから。
だから、今このとき、元気な時に、できることはやっておいた(老いた?)方がいいと思うわけです。

◆ 行方不明?
私は、今でも大学浪人時代の一人の大阪の友人を思い出しては、ウェブの情報を頼りに探すことがあります。さすがに、探偵に捜索を依頼するまでには至っておりません(笑)。
きっと彼は私のことを忘れているのだろうと思います。
彼の友人までは辿り着いたのですが、その友人も彼の行方を知らないのでした。
あの頃は、ピンクレディ絶頂期だったなあと思いながら。

あの大震災の後、まだまだ予断を許さない状況が続いております。
さまざまな仲間(小中高大・社会人・業界人の仲間たち、スタッフと港町歯科クリニックに来院される皆様)と共に、この時を大事にして生きていこうと、しみじみと思うこの頃でした。

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