ジブリ展
みなさんはジブリを観たことがありますか?いくつもの名作がありますが、私は「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」が好きで、ビデオテープが擦り切れるほど何回も繰り返し観た思い出があり、ストーリーだけでなくセリフまでも覚えています。その思い出のジブリが秋田にやってくるという情報を入手し、先日秋田県立近代美術館へ行ってきました。開催されている「金曜ロードショーとジブリ展」は東京展や京都展など全国を点々と回っているようで、東北は秋田と福島(来年の夏)で開催されるようです。
美術館に入ると、最初のジブリ作品「風の谷のナウシカ(1984)」から展示が始まり、1年ずつ歴史を追うことができます。ジブリ作品の実際の絵コンテや作業の様子に加えて、当時の日本の出来事や流行っていたものなどがまとめられたブースがあり2024年までゆっくりと観ることが出来ます。さらに進むとジブリのキャラクターの展示が始まります。一番迫力があったのは、大きな王蟲のモニュメントです。部屋全体が腐海を表現していたり、王蟲の目の色が青から赤に変化したりと、まるで自分がナウシカの世界に入り込んだかのような感覚でした。写真は「千と千尋の神隠し」に出てくる湯屋です。夜になると、建物内側からライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。ジブリ好きにはたまらない展示ばかりですので、是非足を運んでみてください。(Dr.山田 真衣)