未来健康通信2026年5月号
自分に合った歯ブラシを使っていますか?
歯ブラシのサイズが合っていないと、せっかく歯磨きをしても磨き残しがみられ虫歯や歯周病の原因に繋がります。自分に合ったサイズや毛先の歯ブラシを見つけ、使用することが大切です。
◆歯ブラシの種類
①ヘッドの大きさ
・小さめ
お口が小さめな方や女性、歯並びが複雑な方におすすめです。
奥歯や歯が重なっている部分など細かい部分までよく磨けます。
・大きめ
歯が大きい方や細かな操作が苦手な方、高齢者の方におすすめです。
一度に磨ける面積が広いため、効率よく汚れを落とせます。
②毛の形
・ラウンド毛
毛先が丸く歯の表面に触れる面積が大きいため、汚れを効率よく落とすことができる。歯肉を傷つけにくい。
・テーパード毛
毛先が細く加工されており狭いすき間に入り込みやすい。歯周ポケットや歯と歯の間の細かい汚れを除去できる。

③毛の硬さ
・硬め
磨く力が弱い方でも汚れが落としやすいが、力を入れすぎると歯や歯ぐきを傷つけやすいため注意が必要。
・ふつう
最も扱いやすく、汚れを落とす力と歯ぐきへの優しさのバランスが良い。子供から大人まで使える。歯肉が健康な方におすすめ。
・やわらかめ
毛先がしなやかで歯ぐきを痛めにくく、細かいすき間に毛先が届きやすい。
知覚過敏がある、または歯周病が進行している方におすすめ。
④首(ネック)の形
・ストレート
歯の並びに沿わせやすく歯ブラシを動かす力がそのまま伝わる。
基本的な形状で操作性は高い。
・カーブ
カーブがあるため力が強い方は緩和させることができる。
歯並びが複雑でストレートでは届かない場合にもおすすめ。
ここで、自分の歯並びを確認してみましょう。
きれいに並んでる方や複雑な方、親知らずが生えている方などいろいろな方がいらっしゃいます。
複雑な歯並びの方はヘッドが小さなもの、親知らずが生えている方はヘッドが薄く奥まで入るものなど、ご自分の歯並びに合わせ歯ブラシを選びましょう。歯と歯の間の汚れが残りやすい部分には、歯間ブラシやフロスも使いましょう。
ワンタフトブラシをご存知ですか
ワンタフトブラシは小さな毛束が一つだけの歯ブラシです。奥歯の溝や親知らず、前歯の裏側や歯並びが重なっている部分など、通常の歯ブラシでは毛先が届きにくい場所をピンポイントで磨くことができます。また、乳歯や生え変わり時期のお子さんの仕上げ磨きにもおすすめです。

歯ブラシは1ヶ月に1回の交換を!
歯ブラシはどのくらいの頻度で交換されていますか?
歯ブラシは毎日使用するものです。
歯ブラシの毛先が開いたり、開いていなくても毛先の弾力(コシ)がなくなってきたら交換しましょう。また、歯ブラシにはお口の中のたくさんの細菌が付着しています。
長く使いすぎるのは衛生面上もあまり良くないので、1ヶ月での交換をおすすめします。

定期健診もとても大事ですが、日々のセルフケアが最も大事になります。
これじゃなきゃダメ!という自分に合った歯ブラシを是非探してみてください!
積読(つんどく)
【Drブログ】 Dr. 岩波 洋一
昔から耳にすることですが、本を読まなくなった人たちが増えていると言われています。スマホやPCなど、デジタルで情報を得られる時代になり、紙によるいわゆる書物に触れる機会は今後、増々減少するでしょう。その対策なのか、子供が通う中学では毎朝、自分が持参した本を必ず読む「読書の時間」が設けられています。非常にいいことだと思います。書店にいくと「なぜ働いていると本を読めなくなるのか」「本を読めなくなった人たち」などの文庫が置いてあります。賛否はあるかと思いますが、やはり本は先人たちが繋いできた文章の保存・流通法として残ってほしいと思います。というのも、デジタルに疎い私は、紙で文章を読むほうが、単純に気持ちにゆとりをもって集中して内容に目を通すことができるからです。読みたい本は数しれず、新書、中古本など気になったものはすぐ読む読まないに関わらず購入するようにしています。結果、読めない本が数多く、いわゆる「積読」になっていますが・・。毎日の欠かさない読書を、子供の真似して可能な限り行うようにしています。積んだタワーのような本達が平らになる日を目指して。
Q. ホワイトニングにはどんな方法があるの?
【そこが聞きたい!Q&A】

今月の担当Dr. ふじた ひびく
A. 「ホワイトニング」と一口に言っても、歯科医院で行う処置には大きく分けて「表面の汚れを落とす方法」と「歯そのものを漂白する方法」の二種類があります。
まず一つ目は、コーヒーや茶渋、ワイン、タバコなどによる外部からの着色汚れ(ステイン)を取り除くホワイトニングです。当院では超音波や研磨剤を用いた除去に加え、ジェットパウダーによる洗浄も行っております。微細な粉末を吹き付けるこの方法は、歯ブラシが届きにくい細かな隙間の汚れまで、歯を傷つけずに短時間で清掃できるのが大きな長所です。
ただし、大人の歯そのものは本来少し黄みがかった白色をしています。そのため、いくら研磨剤入りの歯磨き粉を用いても、歯自体の色を真っ白に変えることはできません。
皆さんがよく想像される「歯を白くする」処置は、歯の内部の色素を分解する漂白(ブリーチ)という方法です。当院では、ご自宅で専用のマウスピースと薬液を用いてじっくり白くしていく「ホームホワイトニング」や、神経を取り除いたことで変色してしまった歯(失活歯)に対して内側から漂白を行う「ウォーキングブリーチ」を取り扱っております。
ご自身の歯がどの方法で理想の白さに近づけるのか、気になる方はぜひ一度お声がけください。

