未来健康通信2026年6月号
今からでも遅くない!大人の歯科矯正
近年、歯科矯正を始める大人が増えています。これまでは矯正というと〝こどものうちに行うもの”というイメージが強かったと思います。しかし、最近では見た目や健康意識の高まりから治療を始める大人が増えてきています。
>>では大人の歯列矯正にはどんなメリットがあるのでしょうか?
①見た目の改善
美しい歯並びは口元の清潔感や上品さが増し、より笑顔に自信を持つことができます。
②虫歯や歯周病リスクの低下
歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり虫歯や歯周病、口臭の予防になり、将来多くの歯を残せる可能性も高まります。
③噛み合わせの改善
噛み合わせが改善され、食事のしやすさや発音の変化を感じる方もいます。また、慢性的な肩凝り、頭痛、顎関節症が軽減されたというケースもあるようです。
④治療スケジュールが立てやすい
顎の成長が完了している為、開始の先延ばしなどがほとんどなく治療を計画的に進めやすいです。仕事や、私生活への影響も小さく抑えられます。


>>一方でデメリットもありますが、こんなケア方法も!
1,長期的な治療期間
治療期間は数年単位になることが多く、この期間は定期的な通院が必要になります。この時歯並びの変化を写真で記録することで変化を実感でき治療の励みに繋がります。
2,治療中の痛みや見た目歯が移動する際の痛みや食事のしづらさを感じることがあります。また、ワイヤーを使う矯正では少し見た目に違和感が生まれますが、最近では目立ちにくく衛生的なマウスピース矯正もあります。
3,治療中は虫歯や歯周病リスクが高まる
装置と歯の間に汚れが溜まりやすい為、丁寧な歯磨きを心がけましょう。セルフケアのプロになれるかも!
美しい歯並びは笑顔の自信にも繋がります。笑顔は気持ちまで前向きにさせてくれます。
矯正は見た目だけではなく、健康面にも関わるものです。自分に合った方法を知り、将来の健康や自信に繋がる選択肢として考えてみましょう。

伊坂幸太郎さんの短編集を読みました。
Dr. 藤田 響
普段は読書習慣のない僕ですが、ふと思い立って伊坂幸太郎さんの『逆ソクラテス』という短編集を手に取りました。
物語の舞台はある小学校です。「お前は馬鹿だからどうせできない」と、ある生徒を決めつける先生に対し、5人の級友が「僕はそうは思わない」という合言葉を胸に立ち上がります。彼らが先生の先入観をひっくり返す作戦を実行すると、自信を取り戻したその子は、性格が明るくなり、勉強や運動にも前向きに取り組めるようになりました。
子供たちの活躍にスカッとする一方で、僕は自分自身を振り返りました。仕事で新人スタッフや実習生に対し、「経験が浅いからこれくらいだろう」と勝手に決めつけ、相手の成長に蓋をしていなかっただろうか、と反省したからです。最近は、スタッフに対して「きっと良い動きをしてくれるはず」という期待とリスペクトを持って接するようにしています。すると、今まで気付かなかったスタッフの細やかな気配りや強みが、今まで以上に目に入るようになりました。
先入観を捨てて相手の可能性を信じることは、スタッフだけでなく患者さんと向き合う時にも大切な姿勢だと改めて感じました。とても素敵な「読書の春」になりました。
Q. メタルフリー治療ってなに?
そこが聞きたい!Q&A

今月の担当 Dr. いわなみ よういち
A. 歯科金属の代替材料として、セラミックやジルコニア、レジンなど非金属材料を使用する治療法です。患者の審美的要求や金属アレルギーなどの問題をクリアにすることが可能なため、以前にも増して近年注目されています。メタルフリーの需要は増加傾向にあり、各歯科材料メーカーの開発努力により、様々な良質材料が誕生しています。健康と笑顔を維持するために、とても良い治療ですが、ご自身の歯の状態にあう材料と治療法を歯科医師が見極める必要があります。ご興味がある方は、ぜひお気軽に当クリニックスタッフにお声かけください。

